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2007年6月24日 (日)

映画「300」と「歴史」-映画ネタバレあり

映画「300」の中で、ヘロドトス「歴史」と共通するもの、あるいは参考にしたと思われるもの。
「歴史」は松平千秋氏訳(岩波文庫)を参照しています。

「ペルシャ人がアフリカ系」
ペルシア軍には、エチオピア人が参加していました。
まあ映画は、インド人を含めたとしても割合が高すぎるとは思いますが。

「不死部隊(アタナトイ)」
忍者装束とか本当に不死とかではありませんが、こういう名前の部隊はありました。
一万人のペルシア精鋭部隊で、隊員が欠けてもすぐ補充されるので、
いつまで経っても減らないことから「不死・不滅」と呼ばれたらしい。

「クセルクセス王のゴージャスアクセサリー」
ペルシア人の装備は豪奢で、おびただしい金製品を身に着けていたそうです。

大阪で7月より開催のペルシャ文明展で、アケメネス朝の金製品の実物をみることができます。(私は去年上野まで見に行きました)。

http://www.asahi.com/persia/intro/index.html

この映画が変に現代の世界情勢と結び付けたがるのは、ここの主催のせい・・・て事は考え過ぎだよね。

「戦場のお姉様方」
ペルシア軍は幌馬車に美しく着飾った妾婢多数を載せて同行したそうです。

今晩はとりあえず以上。

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300観てきました

映画「300」を観てまいりました。

「300」といえばペルシア戦争でございます。そしてペルシア戦争といえばヘロドトスでございます。そしてこのブログの名前「HISTORIAE/歴史(元々の意味はQUEST/探求)」はここから取ったものでございます。

という事で映画を観終わった後「ブログ更新せにゃ」と思った次第で、3日坊主どころか、1年ぶりの再開でございます。(その間にBに落ちてるし・・・あちらも近々更新します)。

この映画、イラン人が怒ってるの、アメリカ礼賛だの、いろいろ言われていましたが、

「元は漫画だし、別に誇張があってもいいんじゃないの?」

というのが、私の感想です。誇張された歴史が怖くて、王家の紋章が読めるかー!(笑)。

「トロイ」は真面目に作りすぎて、英雄譚(ヒーロー物)としての面白さが飛んでっちゃったんですが、「300」はその辺り分かってる! 監督逆にして欲しかったかも。どっちかって言うと、トロイア戦争の方が筋肉祭りでしょ?

といっても「300」は史実がベースになってますので、クセルクセス(超イケメンですね。今回の映画の一番のお気に入り)の背の高さなどはありえないとしても、ストーリーの流れ自体は史実から外れていません。

そして意外とヘロドトスが元になってるシーンがあちこちにありました。井戸とか、井戸とか、井戸とか。これ以上はネタバレになりますので分けます。

(ところでこれアメリカ礼賛なんて言われてますが、数と最新兵器頼み=アメリカ、信条のためなら死をも恐れず=自爆テロ の方が近いと思う・・・)

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